Stability AIは23日、Stable Diffusion 3の先行プレビューを発表した。従来のモデルと比較して、複数主題のプロンプト、画質、スペリング能力など、様々な面で大幅に向上した高性能なテキスト画像変換モデルで、従来難しいとされていた「画像内でのアルファベット表記」も可能となっている。

本日より先行プレビューのウェイティングリストを開始。一般公開に先立ち、性能と安全性を向上させるための知見を収集するために行なうもので、ユーザーの登録を受け付けている。

Stable Diffusion 3の一連のモデルは、現在800Mから8Bのパラメータを提供している。これは、ユーザーのクリエイティブなニーズに最適な形で応えるため、拡張性と品質に関するさまざまなオプションを提供することを目的としている。Stable Diffusion 3は、拡散トランスフォーマー・アーキテクチャとフロー・マッチングを組み合わせたものであり、近日中に詳細な技術レポートを発表する予定である。

Stability AIは、安全で責任あるAIの実践を信じている。Stable Diffusion 3の悪用を防止するために、合理的な手段を講じている。安全性は、モデルのトレーニング開始から始まり、テスト、評価、展開を通して継続する。先行プレビューに備え、数々の安全策を導入している。研究者や専門家、そしてコミュニティと継続的に協力することで、モデルの一般公開が近づくにつれ、誠実さをもってさらなる革新を遂げられると期待している。

Stability AIは、生成AIがオープンで、安全で、普遍的にアクセス可能であることを保証するというコミットメントを揺るぎないものとしている。Stable Diffusion 3では、個人、開発者、企業が創造性を発揮できるような適応性の高いソリューションを提供し、人類の可能性を活性化するというミッションに沿うよう努めている。

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